8月3日(土)13時から、旧中津小学校体育館で
『第1回中津生オケ大会』が開催されました。
この大会は中津公民館「大人の音楽学校」が主催で、
事前に申し込みのあった44人(組)から19人(組)が
エントリーされ、22歳から84歳まで世代を超えた
老若男女が自慢の一曲を披露しました。
さて、ここで、生オケって何?カラオケ大会じゃないの?
と思った方もおられるでしょう。
生オケは、普通のカラオケとは違い、生演奏をバックに歌います。
生演奏ならではの迫力は、非常に聴きごたえがあり、
出演者・観客の一体感をより高めます。
え、前置きが長い?すいません。
では、レポート開始!!
まずは、受付準備の様子から。
この後、僕も途中まで出演者の受付をしていましたが、
当日のチケット購入者も多く、受付は非常に忙しかったです。
続きまして、体育館の中を見ていきましょう。
これは…氷柱?
会場には、巨大な氷の柱と大型扇風機が多数。
何と屋根には、中津有志6人が自分たちで作った
散水設備が取り付けられています。
暑い中でのイベントでしたが、おもてなしの工夫が至るところに見え、
会場は夏とは思えない涼しさでした。
そして、ステージの前に並べられているのは景品です。
巨大な清流米を始め、地元の豪華特産品が並んでいます。
ここで、入口付近から全体の様子を1枚。
まだ開演にはかなり時間がありますが、
それでもかなりのお客さんが入っています。
続きまして、審査員席の様子を…
ここで審査員の先生方をご紹介します。
稲垣博司さん(エイベックスエンタテインメント顧問)
喜多條忠さん(作詞家・日本作詞家協会常務理事)
杉山惠さん(フルマーク・エグゼクティブプロディーサー)
久澄信幸さん(ユイカルチャーリンク代表取締役)
やさかじゅんさん(松山市在住の作詞作曲者)
住野秀志さん(柳谷小中学校長)
という、非常に豪華な顔ぶれです。
どうやったら、こんなメンバーを集められるんでしょうか…??
さあ、いよいよ生オケ大会が始まりました。
エントリーナンバー1番…
違います。佐賀館長の開会あいさつです。
何だか、今にも歌いだしそうな雰囲気ですね。
何と、お忙しい中、髙野町長さんも駆けつけていただき、
ごあいさつをしてくれました。本当にありがとうございます。
さて、今回の生オケ大会は、第1組と第2組に分かれます。
第1組の出演者の顔ぶれはこちら。
ウチワで扇いでおられる方は、久万高原町直瀬の高岡文雄さん。
何と、84歳でのエントリーとなります。
では、ステージの様子をお届けします。
生演奏だけに、歌う方も気合が入ります。
ちなみに、客席には、伊予銀行さんの応援団が来てくださっています。
気合の入った応援で会場を盛り上げてくれました。
写真左の黄色い服が、中津公民館の佐賀館長
その隣の赤い服が、大人の音楽学校の羽澤校長です。
盛り上がる会場を嬉しそうに見ています。
何と!中津地区からも『中野幸子さん』がエントリーしました。
出番待ちの様子を1枚。少し、顔が緊張してるようですが
大丈夫でしょうか…。
はい。全く無駄な心配でした。
ステージに上がったら、歌手の顔になっていました。
地元からの参加であり、また普段の姿からは想像もつかない熱唱に
会場も大盛り上がりです。
ここで、会場の盛り上がりが分かる写真を紹介しましょう。
会場の入口付近。中津の女性が手拍子をしています。
数分後…
あれ?増えてる…
ん?何か持ってる…
いつの間にやら、バックダンサーの誕生です。
客席からは見えませんが、前から見ていると、本当に目立ちます。
出場した皆さんにも、この熱い応援はきっと届いたことでしょう。
チアリーダーの二人。本当に嬉しそうです。
余談ですが、最後の方では、
この二人はステージの前で踊っていました。
もしかして、この日1番目立っていたのでは…(笑)
中津ダンサーズ?の皆様。
会場を盛り上げてくれて、本当にありがとうございました。
さて、第1組が終了しました。
ここで少し休憩を挟みます。
休憩中、ファンの方にサインや写真を求められる審査員の先生方。
普段なら絶対に会うことの出来ない著名な先生方に会えて、
ファンの女の子もとても喜んでいます。
先生に会うために来ました。と言っているファンの方も。
モテモテでうらやましいです(笑)
さて、気を取り直して第2部開始。
出場者入場です。
出場者の表情…少し緊張しています。
後半の第1組目は、今日、唯一のデュエット。
息のあったメロディーで観客を引き込みます。
佐賀館長にカメラを向けると、嬉しそうにガッツポーズ。
お客さんもたくさん来てくれましたし、
イベントの成功に手応えを感じていることは間違いないです。
さあ、出演者も残り5名となりました。
ここで登場したのが、久万地区の山之内さん。
お父さんが中津出身、おばあちゃんも柳谷地区出身ということで、
地元にゆかりのある方です。
歌うのは、 名曲 いい日旅立ち
素晴らしい歌声に会場は大きく盛り上がります。
さあ、こちらも町内の方です。
エントリーナンバー18番 永井さん。
お父さんが柳谷出身です。
この後、細い体からは、想像も出来ないパワフルな歌声を披露します!
こちらは、審査員の先生方の講評の様子です。
プロだからこそ、厳しいことも言いますが、
適切な講評をしてくださいます。
講評だけでなく、向上するためのアドバイスもしてくださいます。
普通、この先生方にアドバイスをいただける機会など、まずありえません。
そして、最後の出演者。
手前の赤いドレスが素敵なエントリー№20番の友澤さんです。
大トリにふさわしい素晴らしい歌を聞かせてくれました。
なお、この1枚で、参加者の皆さんの服装へのこだわりも
十分に伝わってくると思います。
こうして、会場には予想を上回る約250人の観客が詰めかけ、
満員となった会場は、巨大な氷柱が溶けるほどの熱気に包まれました。
そんな中、19組の出場者は、演歌からポップスまで、
それぞれに自分の持ち味を生かし熱唱してくれました。
審査の結果、優勝はスーパーフライの「輝く月のように」を歌った、
永井佑佳さん(久万高原町・お父さんは柳谷地区出身)に決まりました。
永井さん、本当におめでとうございます。
その他の入賞者は次の通りです。
★準優勝(喜多條忠賞) 友澤美知子(松山市)
★3 位(久澄信幸賞) 安藤 昇(松山市)
★特別賞(杉山 惠賞) 高岡文雄(久万高原町)
★奨励賞(住野秀志賞) 青井嘉孝(松山市)
表彰式の様子
表彰後にアンコールに応える永井さん。
あれ、緊張から解放されたのか…
さっきよりパワーが増していませんか?
この凄さは会場でしか味わえません。
生オケ大会終了後には、喜多條忠先生による
「演歌と地方の文化」と題した出前講座の文化講演もあり、
名曲「神田川」の詩が出来上がった経緯や、
作詞家は常にカスミ網を張ってヒントとなるものを
掴む努力が必要など、自身の体験に基づく、
大変貴重な話に聴衆は熱心に耳を傾けていました。
最後に会場の外の様子です。
休憩所も賑わってますね。
夏野菜カレーや、地元の物にこだわった素麺にはじまり、
たこ焼き・焼きそば・あまごの塩焼き・田楽など、
食事だけでも十分満足出来るものが用意されていました。
なお、夕方からは審査員の先生方を囲んで交流懇談会を行いました。
東温市から駆け付けてくれたCha・Kaさんのヒップポップに
始まり、リセッツによるかぐや姫メドレーなどのライブが
繰り広げられ、会場の盛り上がりは最高潮へ。
そして、歌あり・踊りあり・芸ありの、中津恒例の宴会へ。
いつも通り、たくさんのご馳走とアルコールを満喫し、
イベント成功の喜びをみんなで分かち合いました。
※ カメラマンが飲みすぎ、歌いすぎ、乱れすぎたため、
今回の写真はありません。(出せません)
それにしても、暑い中、調理・接待をこなしながら、
昼も夜も踊りきった女性陣の絶大なパワーには
本当に圧倒されました。
そして、最後になりましたが、準備・運営から、後片付けまで、
各方面でイベントにご協力いただいた関係者の皆様。
大変お世話になりました。
生オケ大会が成功したのは、皆様一人一人のご協力のおかげです。
本当にありがとうございました。
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