【協賛券1,914,000円、当日募金58,110円、合計1,972,110円】
今年3月11日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けた被災地へ、皆が助け合い協力しあう相互扶助「結い」の精神をもって、四国の山中から音楽のエールと共に義援金を贈ろうと、強い思いから始まったこの「結い音楽祭」は、総合プロデュースの河島翔馬さん、スタジオOWLの髙橋孝雄さん、中津大人の音楽学校担当の羽澤修一さんらが中心となって企画され、実行に向けて取り組まれました。
そして、無事終わることができたのは、やなだに産業まつり実行委員会の方々、協賛券に協力いただいた消防団関係者・企業・団体や個人の方々、当日募金をしてくれた方。手弁当で出演してくれた県内外のミュージシャンやスタッフ、ボランティアの方々、趣旨に賛同し出演してくれた沢田聖子さん、色々な形で支援や協力をいただいた地元中津の方々などのおかげです。ありがとうございました。
この音楽祭での、協賛券の売上金は1,914,000円、当日募金は58,110円、合計1,972,110円に上り、全額久万高原町をとおして、被災地への義援金とさせていただきます。
今回の音楽祭は初めての試みであったため、主催側の手落ちによるトラブルの発生や終了時間オーバーなどの問題事項も多々あり、皆様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
これらのことは反省会を持ち改善点を洗い出して、次回に反映させますので、寛容な心でお許しいただきたいと存じます。
今後、今回を含め10回の「結い音楽祭」開催を目指し、被災地へ音楽のエールと義援金を届けて行きたいと思っております。変わらぬご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い致します。
10月2日(日)
【やなだに産業まつり】
早朝から、中津地区からやなだに産業まつりへの出店の準備が行なわれ、婦人会によるうどんコーナー。公民館のあまごの塩焼き400匹。食文化の実演餅つき、ビーフカレー、手づくりあられなど、どれもほとんど完売しました。また会場には品評会の野菜やかかしなども運ばれました。
【結い音楽祭2011】
三部にわたるライブは、9時から第一部の「あやしーいおやじーず」からスタート。「山P」「ぱんどら~ず」「aitone」「シャビーハーツ」と熱唱が続く。
次に予定が繰り上げられて第二部となり、「リセッツ」「issin」「KIYOKA」「キリンカン」の名曲が披露されました。 開会行事と表彰式の後、勇壮な八釜龍神太鼓の演奏で第三部が幕開け。「鶴田淳」「夕☆ta」の素晴らしい歌声の後、地元ミュージシャンの稲田稔久・羽澤修一が会場の声援を受けながら「地歌」を披露しました。その後、沢田聖子さんが軽妙なトークを入れながら、「シオン」など5曲を歌って会場を魅了。そしていよいよ河島アナムさん・河島翔馬さんの登場で会場は大盛り上がり。
父英五さんの曲「酒と泪と男と女」「生きてりゃいいさ」や翔馬さんの結い音楽祭のテーマ曲などを歌い上げ、最後は出演者全員で「元気出して行こう」を大合唱。感動に満ちた「結い音楽祭2011」の幕は、余韻を残しながら閉じました。
で、やっぱり夜は、旧中津小学校で中津公民館主催の盛大な「打ち上げ」で、長い一日が終わりました。
10月1日(土)、やなだにさんさんドームにおいて、午後からリハーサルを終えた出演者やスタッフと、地元有志・食文化の赤の美女軍団らが、「大人の音楽学校」の旧中津小学校にぞくぞくと集結。
午後7時から、結い音楽祭の成功を誓って「前夜祭」が盛大に開催されました。
宴のメニューには、秋の芋炊き、もどりカツオの刺身、そして食文化を担当する美女軍団手づくり料理が並び、酒は「銘酒」船中八策。
いつものごとく、飲めや歌えやで歓迎の交流が行なわれ、出演メンバーらも自曲を披露。もちろん沢田聖子さんと河島翔馬さんも歌ってくれました。
明日を控えて、いつもよりとても早く午後11時に終宴、各自学校内のお気に入りの場所で就寝となりました。