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中津地域運営協議会勉強会 (2020-12-11 15:15:20)
中津では、地域で自治組織を作ろうと議論を続けています。
そこで、8日(火)午後7時30分から旧中津小学校音楽室で
地域振興を研究されている愛媛大学笠松先生をお迎えして
地域運営協議会に関する勉強会が開催されました。
先生からは、最初に夏頃行ったアンケート調査の
分析結果について説明がありました。
今後、「道路の草刈り」と「水道施設の維持管理」が
特に大変になること、
「健康や介護」、「移動の問題」など高齢者の暮らしを
支えることが大きな課題となること、
「商店の存続」については、残すべきは半数弱であるが
サロンなど新たな機能を考える余地があることなどの
説明があり、そのまとめとして
?くらしを維持する「守り」の活動
?暮らしを豊かに楽しくする「攻め」の活動
?稼ぎを生み出す
?外部との連携
?商店にサロン的な機能の付加
が中津地区ができること・すべきこととまとめられました。
その後、「地域運営協議会の事例と要点」として
広島県の川根振興協議会の事例、
各地の地域運営協議会で実施している事業、
組織を設立する場合の任意法人と法人組織の比較
について説明をしていただきました。
講演後、4班に分かれて
?中津地域に地域運営協議会が必要かどうか?
?必要である場合、何をすべきか?
?どのような組織がよいか?
についてグループ討議をしています。
グループ討議の後、班ごとの発表となりました。
〇農林業、本当に仕事がないのか?地元の力を調べた上で
地域運営協議会を作るべきではないか。
〇問題点をすべて洗い出してそれを解決できるのなら
地域運営協議会を設立する意義があるのではないか。
〇直近で孤独死の事例があった。民生委員や自治会長の
見守りの他に協議会ができて見守りの体制に取り組める
体制ができないか。
〇協議会を作るなら、自治会の人数、高齢化の度合いで
自治会・公民館の
差が生じており、それを見直して
進めるなら良いと思う。
といった意見が出されました。
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